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在宅ワークに興味はあるけれど、
「私なんて…」
「できることがないし…」
そんなふうに思って、なかなか一歩が踏み出せない方へ。
今日は「自分をよく見せるって、嘘じゃないんだよ」という話をしたいと思います。
そしてそれは、私が在宅ワークを始められたきっかけでもありました。
「よく見せる」は悪いこと?自信がない人ほど陥りがちな思い込み
「プロフィールに書くことがない」
「こんな自分が仕事をもらっていいのかな」
これは、かつての私が抱えていた悩みです。
そして、同じように悩んでいる人に出会うたびに、
「それ、すごくよく分かる!」と心の中で叫びたくなります。
でもね、
“よく見せる”ことって、悪いことじゃないんです。
嘘をつくのとは、まったく違います。
むしろ、あなたの中にある価値を、相手にちゃんと伝えるために、
少し視点を変えて“よく見せる”努力をすることは、必要なことなんです。
自分では気づけなかった「経験の価値」。夫の一言で気づかされたこと
実は私も、最初からこの考え方ができていたわけではありません。
クラウドワークスに初めて登録したとき、
パソコンの画面を、たまたま夫に見られたんです。
(正直、めっちゃ恥ずかしかった…!)
その時、夫がこう言いました。
「前に僕の仕事、手伝ってくれたことあったじゃん?
あれも書きなよ。“○○(夫の職業)の事務サポート”って。」
私はすぐに言い返しました。
「いやいや、それは盛りすぎじゃない?」と。
でも夫はこう言ったんです。
「事実じゃん。嘘ついてるわけでもないのに、引っ込める意味が分からない。」
…衝撃でした。
「自分をよく見せること=嘘をつくこと」と思い込んでいた私は、
“事実をちゃんと書くこと”さえ、ためらっていたんだと気づきました。
「そんなふうに書いていいの?」と不安になるあなたへ
「相手を期待させたら、がっかりされるんじゃないか」
「ちゃんと仕事できなかったらどうしよう」
そんな不安、痛いほど分かります。
だから、「これは書かないでおこう」
「このくらいの書き方にとどめておこう」
って、控えめにしてしまう。
でも、それで仕事が取れなかった時、どうなるか。
「やっぱり私はダメなんだ」
「これまでの経験は何の役にも立たない」
「今のスキルじゃ通用しない」って、自分を責めてしまうんです。
でもね、ちょっと待って。
それ、本当に“伝えきった上での結果”ですか?
出していないことは、ないのと同じ。伝えなきゃ、伝わらない
自分の中には「これまでの経験」「スキル」「頑張ったこと」が確かにあるから、
それを否定されたように感じてしまうんですよね。
でも実際、相手に伝わっているのは、
あなたが“言葉にして出したもの”だけです。
つまり、書かなかったこと、話さなかったことは、
“ないもの”として扱われます。
だから、「私はこれができます」
「こういう経験があります」と、ちゃんと伝えなきゃ、伝わらない。
自信は後からついてくる。だからまずは「見せ方」を変えてみよう
「伝え方の工夫をすれば、ちゃんと伝わる」
この感覚をつかむだけで、グッと世界が変わります。
そして、応募や面接を通して、自分のできることを繰返し言葉にしていると、
だんだんと自信もついてきます。(自己暗示みたいなものですかね)
仕事がとれて、やってみると
「期待されていることって案外こんなものか」
「このくらいのことで感謝してもらえるんだ」
と分かってきます。
最初は勇気がいるけれど、
伝え方を知って、繰り返し実践することで、
「自分ってこういうことができる人なんだ」っていう自信も、自然とついてきます。
なので、まずは「全部出す」。
他のことはあとで考えましょう!
出したのに選ばれなかったら?──“あるある不安”への処方箋
「スキルや経験を出すことの大切さはわかった。けど…」
「がんばってプロフィールを書いたのに、選ばれなかったらどうしよう」
「もし選ばれて、期待されたのに、がっかりされたらどうしよう」
そんなふうに、怖くなってしまう人もいるかもしれません。
でもね、大事なことはこれです。
あるある不安:期待されすぎて、がっかりされたらどうしよう
もちろん、任され仕事に、誠実に精神誠意向き合うことは前提として。
選ぶのは相手の仕事。出すのはあなたの自由
そもそも、「選ばれるかどうか」は、相手の判断です。
そしてその判断には、あなたがコントロールできない要素もたくさんあります。
・競合が多かった
・クライアントの好みに合わなかった
・タイミングが合わなかった
どんなに丁寧に、誠実に書いても、落ちるときは落ちます。
逆に、ちょっと自信がなかった書き方でも、なぜか選ばれることもある。
だから、「選ばれなかった=ダメな人」ではありません。
「選ばれちゃったらどうしよう」は、自分を過信しすぎともいえる
これ、少し耳が痛いかもしれませんが…
「期待させて、がっかりされたら嫌だな」と思うのって、
実はちょっと “自分を過信している” 状態かもしれません。
だって、書けば選ばれるはずって、
どこかで“期待に応えられる自分”前提で話をしているから。
でも現実は、どれだけ誠実に仕事をしても、
相手の期待すべてに応えられるわけじゃありません。
ですから、まずは出しましょう。
話はそれからです。
あなただって、がっかりすることがあるはず
私だってこれまで在宅ワークでたくさん人に仕事をお願いしてきましたが、
「もう少しこうしてほしかったな」
「ここまで対応してくれると思ってたな…」って思ったこと、何度もあります。
でもだからといって、その人に文句を言ったり、追いかけて責めたり…なんてしません。
「今回はこの1件だけで大丈夫です、ありがとうございました」と伝えて、
次は別の人にお願いするだけ。
それだけの話です。
コンビニとか飲食店で、
「サービスがいまいちだな」とか
「あんまり気が利かないな」とか思うことありませんか?
(私はサービス業だった期間が長いので、結構な頻度で思ってしまいます。笑
「私だったらこうするのに~」とか)
それと同じです。
相手は「絶対に完璧なものが来る」と思って依頼してるわけじゃない。
それに、あなたもいつも「完璧に期待に応えられている」わけじゃない。
それでも、世の中ってちゃんと回ってるんです。
相手も人間です。相談しましょう。
そしてクライアントは、ロボットでも機械でもありません。
もしなにか困ったことがあったり、
業務で分からないことがあれば、都度相談をしてみましょう。
「○○は経験があるのですが、✖✖のツールは初めてです。使い方を教えていただけますか?」
「◇◇はやったことがないのですが、◎◎という認識で合っていますか?」
ただ「できない」と伝えるだけでなく、こんなふうに相談してみましょう。
また、納品するものがある場合には、早めに作業を進め、
相手の求めているものとこちらが描く完成図がきちんと合っているか
事前に確認をするようにしましょう。
作業を早めに進めていれば、
やり直しする時にも余裕が生まれます。
途中で齟齬が生じたとしても、最後に相手が求めるものを出せればそれで100点です。
それでも仕事がとれなかったときは、どうする?
ここまで読んでも
「でもやっぱり、全力で書いても選ばれなかったら落ち込む」
と思う方もいると思います。
まず、自分の過去を否定しないでください。
チェックしてほしいポイントはこの3つ。
①視点を変えてみる
・誰かに添削をお願いしてみる
・信頼できる人に見てもらう
・AIに添削してもらう
“自分ひとりの目”は、意外と偏っていることが多いです。
②他の人のやり方を観察する
・実際に仕事を獲っている人のプロフィールや提案文を見てみる
・「これなら自分も書けそう」「この言い方いいな」と思ったものをメモする
・求められているスキルを学ぶ or 言い換える方法を考える
「自分の何が足りないか」は、比べて初めて見えてきます。
③“読みやすさ”を意識して整える
・長すぎる文章、改行なしの文章になっていませんか?
・専門用語が多すぎたり、自分にしか分からない書き方をしていませんか?
・箇条書き、見出し、要点まとめを入れてみましょう
「何を伝えるか」だけでなく、「どう伝えるか」も大事なポイントです。
最後に|「出すかどうか」で結果は大きく変わる
選ばれるかどうかは運や相性もある。
がっかりされるかどうかは、相手の感情であって、自分の責任じゃない。
それでも私たちにできるのはただ一つ。
「自分が持っているものを、誠実に出す」ことだけです。
書かないままだと、相手には「何もない人」に見えてしまう。
それって、もったいないし、逆に相手にちょっと失礼かもしれません。
あなたが持っているスキルや経験は、
誰かにとっては“まさに今、求めていたもの”かもしれませんよ。
在宅ワークを始めようとしているあなた。
自信がなくても、経験がバラバラでも、大丈夫。
大切なのは、それをどう“伝えるか”。
そして、“伝えようとすること”自体が、あなたの一歩になります。
「自分をよく見せるのは、嘘じゃない」
この言葉が、今日のあなたの背中をそっと押せたなら、うれしいです。
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