夏休みギリギリでも大丈夫!家にあるもので簡単自由研究

子育て

夏休みですよ~!自由研究ですよ~!
今日は、『夏休みの宿題ギリギリの民たちに贈る、おうちで簡単にできる科学実験』をご紹介します。

かく言う私、正真正銘のド文系人間です。

須村 りこ
須村 りこ

高校時代の数学のテストで17点とったことあるよ!…もちろん100点満点だよ!

しかし、そんな私がここ数年、仕事の関係で科学に興味を持つようになりました。

計算とか化学式とか難しいことは相変わらずさっぱりですが、
単純に身の回りの現象の意味や仕組みが分かるのって楽しいです!

というわけで、おうちで手軽にできる簡単な実験を紹介して、
私のように理科に苦手意識のあるお父さん・お母さん・お子さんたちに
少しでも科学の楽しさを味わってもらいたいと思います!

ただ、性格がこんななのできっちりした実験はできませんし詳しいことは分かんないので、
ゆるゆる~な感じでやっていきたいと思います。

おうちでできる指示薬実験

指示薬とは?

突然ですが、指示薬ってご存知ですか?

指示薬とは、特定の物質や性質に反応する薬品のことです。
中学校の理科では、液体の酸性・中性・アルカリ性を調べるためにBTB溶液を使ったと思います。
もともとは緑色のBTB溶液は、黄色になったら酸性青色になったらアルカリ性
ってな感じで色の変化によって、溶かしたものの性質を教えてくれます。

この指示薬の実験、実はおうちでも簡単にできるんです!

宿題ギリギりす
宿題ギリギりす

指示薬なんか家にないけど?

みなさんそうだと思います。

そこで、この実験では、指示薬の代わりにアントシアニンの入った野菜や果物を使います🍴

アントシアニンとは?▼

https://ja.wikipedia.org/wiki/アントシアニン

アントシアニンって紫の色素らしく、いろんな植物が持っています。
私たちが手に入れやすい食材にも入っていて、例えば紫キャベツとか、紫芋、赤玉ねぎ、ブルーベリーなど。

一番手に入りやすくて実験しやすいのは紫キャベツかなあと思いますが、

今回はなんとブドウの皮を使って実験しました!リッチ!笑
 

須村 りこ
須村 りこ

貰い物のブドウをめんペンにあげるために皮を剥いたときに、この実験を思いついたの~

実験準備

①こちらがめんペンのために剥いたブドウの皮です。
包丁は面倒くさいので、ハサミで細かく切ります。

②切れました。(汚くてごめんなさい)

③チャック付きの袋に入れてお湯を入れます。

紫キャベツだと鍋で煮るので、温度が高い方が良いっぽいのですが、
今回は袋に入れて手で触るので水道で出てくる程度のぬる〜いお湯でやりました。

④揉んで色を出します。

めんペンにも手伝ってもらいました。
ここは小さいお子さん大活躍のステップですね!!

⑤紫っぽくなってきました!

ちょっと薄いけどまあ良いでしょう。

⑥透明のコップに分けて入れます。

※実験したいものの数+1個のコップに分けましょう。
1つは基本の色として比較するためにとっておきます。

これで準備完了です!! 

実験

あとはこの中に調べたいものを入れるだけ!

まずは手始めに酸性・中性・アルカリ性を出してみましょう。

酸性といえば、お酢!と思いついたのですが、純粋なお酢はありませんでした…
だしまろ酢があったので入れてみます。

アルカリ性になるのは、炭酸マグネシウムの入った食塩
(塩は中性と覚えている人が多いと思いますが、
炭酸マグネシウムが入っている食卓塩はアルカリ性になります。
内容物のとこに書いてあるよ。探してみてね〜)

左から食卓塩、何もしていないもの、だしまろ酢。

はい、こんな感じの色になりました。思ったよりきれい!!映えてるね!!

このように、アントシアニンの紫色の液は、

  • 酸性→ピンク
  • 中性→紫
  • アルカリ性→青

に変わる性質があります。

※1つは何も入れていないものを残して比べ、色の変化を観察しましょう。

こんな感じで好きなものを指示薬に入れていけばよいだけの簡単な実験です。
他にもいくつか試してみました。

キッチンハイター!

うえ~
強い塩素だから濃いピンクになるかなと思って入れたのですが、
めっちゃ汚い色になりました…なぜ。
ピンクを通り越して黄色?茶色?初めて見た…

アントシアニン液が残り少なくなったのでここからはめちゃくちゃ少量でやります…笑
計画性のなさがゆるゆる。

左から梅干しの汁入り、何も入れていないもの、塩麹入り。

梅干しは酸性ですね!綺麗。
塩麹は中性ということで良いのでしょうか?濁っただけのように見える。
もっと青を作りたかったですが何入れたらなるのか思いつきませんでした…

みなさんは、もっと青色にも挑戦してみてください!

須村 りこ
須村 りこ

はい、ここまでで今日の実験は終了で~す!

今回はアントシアニン液が薄かったので、醤油とか色の濃いもの入れると色が見えなくなりそうだな〜と思い、
なるべく色の薄いものを入れてみました。
アントシアニン液を作るときにお湯の温度を少しあげてしっかり揉むと、もっと色が出るかもしれません。

おすすめのまとめ方

  • 実験の前に、自分の予想とどうしてそう思ったのか理由をメモしておく
  • 実験をしてみて、予想と結果を比較
  • 予想と結果の違うところ(自分の認識のどこが間違っていて、実際の現象はどういう理由でそうなるのか)

👆をまとめれば、立派な自由研究になります✨

もっと深堀りしたい人は▼

  • 指示薬や溶かすものの温度によって変化はあるか確かめてみる
  • 成分表示を見て、原因を追究してみる
  • 酸性とアルカリ性を混ぜてみる(混ぜると危険なものもあるので要注意!)

こういったテーマを設定してみても面白いかもしれません。
疑問に思ったことについて自分で調べてみましょう🔍

まとめ

今回は、おうちで簡単にできる自由研究について紹介しました!

めんペンはまだ小さすぎて無理ですが、
もう少し大きくなったらこんなふうにおうちで一緒に実験したいな〜

どなたかの参考になれば嬉しいです!✨

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