夏休みの宿題、二大巨頭といえば「自由研究」と「読書感想文」。
おうちでの指導に苦労されるお父さん、お母さんも多いのではないでしょうか?
読書感想文、期限が決まっているのについつい後回しにして、
バタバタ焦りながら完成させた経験はありませんか?
私も、夏休みの宿題はギリギリ派でした!!
「作文が苦手だし、書きたくない…」
「本を読んでも何を書けばいいか分かんない…」
なんだか毎年嫌な印象だけ残って、
余計に読書感想文に苦手意識を持ってしまうんですよね。
今年の夏は意識改革しましょう!!
特別な勉強や訓練はしなくてOK!
今年は少しだけ意識を変えて、読書感想文を楽しく書いてみませんか!!
1回良いイメージを持てると、そのあとも楽しく作文と向き合えますよ☺
それでは、楽しく感想文を書けるよう、意識を変えるコツをシェアします!
大事なのは本を読む「前」
はあ~…苦手な読書感想文やるか~…
と本や原稿用紙とにらめっこしているあなた!!
ちょっと待った~!!
じつは、読書感想文を楽しく書くコツは本を読む「前」にあるのです!
少し意識するだけで、うんと書きやすくなると思いますよ。
以下のポイントをお子さんと一緒に読んで、ぜひ試してみてください✨
なんのために読書感想文を書くか考えよう
実は自分のためになる
そもそも、読書感想文ってなんのために書くのでしょう?
宿題じゃなければやらないよ!と思われるかもしれません。
でも、
人と話す時、
友達と遊ぶ時、
買い物をする時、
普段の何気ない生活の中でも、
自分が「良い!」と思ったものを言葉にして相手に伝えるのって
とっても大事な力なのです!
相手に気持ちが伝われば、自分の思うようにことをすすめられる、つまり…
自分の気持ちが相手に伝えられる=自分のため
になるのです!
自分のためだと思うと、ちょっとやる気がでてきたぞ~
どうしたら読んでもらえるか考える
自分の気持ちを伝えるためには、作文を書くだけでなく人に読んでもらう必要があります。
じゃあ、今度は作文を読む人の気持ちになってください。
どんな作文なら読みたいですか?
汚い字で読みにくく、
つまんないタイトル、
本のあらすじばっかりの内容…
…読みたくないね
たくさんの人が喜んで読んでくれれば、その分自分の想いが伝わるということ。
どんな風に書いたら相手が喜んで読んでくれるか考えてみましょう。
この方法に絶対の正解はありません。
ぜひ、自分なりの方法をいろいろ試してみてください。
本選び
さあ、読書感想文を書く意味は分かったし、
さっさとこの絵本でも読んで感想文を書くか…
ちょっと待った~!!
まだなんかあるの?
実は本の選び方もとっても大切!
これを間違うと、書くのにとっても苦労するかも…
書きやすい本選びのコツ▼
- ある程度文章があるもの(図鑑や写真集など、文章のないものは膨らましにくい)
- 対象年齢が合っているもの(高学年なのに絵本、とかは書きにくい)
- 自分が好きなテーマのもの(乗り物、スポーツ、食べ物、動物、植物、好きな教科、などなど)
- 自分と主人公が似ている/似ていない(似ているところや違っているところをパッと挙げられるようなものを選ぶと自分と比較して書ける)
こんなところを意識して本を選んでみよう!
ただ、これは自分ではなかなか作文が書きづらい人向けのアドバイス。
もしも、
「この図鑑の良さをみんなに伝えたい!!」
「この絵本は本当に素晴らしいんです!!」
という熱い思いがあるならば、どんな本でも感想文は書けます!!
固く考えすぎず、自分ができそうなもの、気持ちを込めて書けるものを選ぼう。
本を読むときの心構え
よし、良い感じの本も選べたし、早速読み始めよ~う
最後!これだけ聞いて!!!!
読む前
▶どうしてその本を読んだのかメモしておこう!
表紙の絵がかわいかった、
お父さんに読めって言われた、
などなどなんでもOK。
▶自分の心に耳を傾けながら読もう!
つまんないな~と思いながら読んでいると、
どうしても目で文字を追うだけの作業になりがち。
自分の気持ちを伝えるための感想文だから、
自分の心の声に気づくことが大切だよ。
おもしろい、
悲しい、
楽しい、
嬉しい、
感動、
怒り、
苦しい、
どんな気持ちでもOK。
ただ文字を目で追うだけじゃなくて、
心の動きを観察する作業だということを忘れないで。
読みながら
前のところで書いたように、
▶自分が今どんな気持ちになっているかを考えながら読もう
▶「今心が動いた!」「こんな気持ちが出てきた!」と気づいたら、本に付箋を貼ろう
こうしておくと、あとで作文を書くときに、心に残ったところを簡単に見つけることができるよ!
まとめ
さあ、いよいよ本を読むぞ。自分の心の観察、忘れずに!
そうそう、その調子~✨
作文が苦手!早く終わらせたい!という気持ちが先行すると、ただなんとなくこなす作業になってしまいます…
自分のためになるんだ!と意識して、
自分の気持ちと向き合う機会になるといいな、と思います。
そんな精神論ばっか言われてもねえ…という方へ。
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